協会概要
農民会館建設の由来
「大阪農民会館」は、大阪の戦後史に大きな足跡を残した農地解放、それの先頭に立った農民組合運動が、苦難を乗り越えて残した財産です。
農地解放が、戦後日本の民主主義に不可欠の事業であったことは周知のことです。その先頭に立って活動したのが農民組合でした。大阪での農民組合運動は、その歴史を引き継ぎ、「高度経済成長期」の農地と農業破壊に対して、これを守るために死力を尽くして頑張ってきました。その運動の拠点となったのが、大阪市中央区京橋前之町(現中央区大手前1丁目)にあった農民組合事務所でした。その所在地に、大阪府は府女性総合センター(ドーンセンター)の建設を計画、それへの協力の結果として1992年、城東区鴫野西2丁目に建設されたのが「大阪農民会館」です。農民会館は、あわせて「財団法人大阪農業振興協会」を発足させ、この会館を、大阪農業の保全の活動、消費者の要望に応える農業の育成、なんといっても「消費者に支持される大阪農業の発展」のセンターとしてスタートさせました。玄関には、農民組合大阪府連合会の初代会長・亀田得治氏の直筆「農は平和の基」を刻み込んだ石碑が置かれています。これは「大阪農民会館」の心でもあります。
概 要
組織名 | 一般財団法人 大阪農業振興協会 |
所在地 | 〒536-0014 大阪市城東区鴫野西2-5-22 |
電 話 | 06-6965-3900 |
FAX | 06-6965-2901 |
設立年月日 | 1992年9月1日 |
代表者 | 理事長 橋本 卓爾 |
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